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明日からできる身近な人との意思疎通を深める非言語コミュニケーションのヒント

私たちホモ・サピエンスが20万年前に新種として誕生し、他の人類が滅びても生き延びることができたのにはいくつかの理由があると考えられています。その一つが「集団で事を成し遂げることができる」です。そのために言語が発達したと考えられています。集団で動くには、構成員同士の意思疎通がとても重要だからです。

言語に頼らない、非言語コミュニケーションは生き物として元々備わっていた能力であり、言語はむしろそれを補完するためにあったのです。言語能力が発達した現代においても、コミュニケーションには非言語の要素が非常に大切だと言われています。

とても当たり前なことばかりですが、非言語コミュニケーションのヒントをいくつか挙げてみました。

笑顔

笑うのはヒトだけです。笑顔は相手に対して「あなたに危害を加えるつもりは無いです。好意的に接します。」というサインになります。

無愛想な接客をされたことはありませんか?
どんな気持ちになりましたか?

無理な作り笑顔をしなくても、意識してほんの少し口角を上げて、鏡を見てみましょう。口角を上げた時と、上げていない時。どちらがお話ししやすそうな人に見えますか?

視線

外国の方と話していて、相手がとても強いアイコンタクトを取ってくるので、ドギマギしたり、たじろいだ経験はありませんか?

私たち日本人の一般的なアイコンタクトは、一瞬たりとも目を離さないような、強いものではありません。相手の目を見ますが、目だけを見据えるのではなく、その人の顔全体を見るようにすると、視線が和らぎます。

ただ視線があちこち動いてしまうと、相手に「他のことを考えているのでは?」と受け取られてしまいますから気をつけて。

余談ですが動物には白眼がありません。あのイケメンゴリラのシャバーニも黒目だけですね。私たちに白眼があるのは、どこを見ているのかが他の人から分かるため。アイコンタクトでコミュニケーションをとることが可能な生き物なのです。

身体の使い方

子供の頃、先生や親に話しかけているのに、大人が横を向いて作業をしたままだったことはありませんか?「うん、うん」と聞いてはくれているけれど、何だか聞いてもらっている気がしなかったのではないでしょうか?

自分の両肩を結んだ線があるとイメージし、それを相手の同じ線に対し、平行に近づけるように向き合います。そうすることで頭部も自然に相手の方に向きますね。耳も相手の話すことをしっかり聞き取れる体勢です。こうすることで「あなたの話を聞いていますよ。あなたとお話ししますよ。」という意図が非言語で伝わります。

なお完全に平行だと、相手に正対する形になります。相手に強いメッセージを伝えたいという時にはとても有効です。

手の動き

自分ではなかなか気づかない、癖のようなものが個人の手の動きにはあります。熱血な松岡修造さんの大きな手の動きなどは、熱い気持ちがよく伝わりますよね。

TEDなどで見るプレゼンでは、大きな身振りで手をよく動かしている姿が多いですね。反対にずっとマイクを握りしめて、ほとんど動かずボソボソと話す大教室での先生の講義、聞くのが辛かったりしませんでしたか?

また、無意識に髪や顔を触ってしまうことが続くと、相手に「落ち着いた気持ちで聞いていない」と受け取られてしまうかもしれません。

もちろん、情報の伝達において、言語は非常に有効で合理的であり、集団の意思疎通には不可欠 な要素です。それを磨くことは、ご自分の人生のスキルアップとしても大切なことです。

そして、言葉にしないと伝わらないこともたくさんありますね。

例えば、感謝の気持ち。

まずは身近な人に、上で述べたようなことを少し意識して、言葉にして感謝を伝えて見てはどうでしょう。

どんな言葉を選び、どんな風に身体を使って、その伝えたいことを相手に届けるのか? おそらく意思疎通の一番大事な要素がそこに詰まっていると思いますよ。

 

執筆
みのうら やすよ(ドラムサークルファシリテーター)

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