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「コミュニケーションが苦手」って、実はもしかして?

「コミュニケーションが苦手」って、実はもしかして?

「人と話すのが苦手」って言う方、いますよね?それって、いつ頃から、そうなったのでしょうか?「昔から」って、…赤ちゃんの頃から? 

さあ、よく観察してみてください。赤ちゃんは、コミュニケーションを取ろうとしなければ、死んでしまいます。人間の赤ちゃんは動物の赤ちゃんと違い、生まれて直ぐに歩くことは勿論、移動することも出来ません。常に誰かに面倒をみてもらわないと生きていけません。ですから、その為に泣きます。お腹が空いた、おむつが濡れた、身体がおかしい、眠れないなど、泣いて知らせます。泣くことでコミュニケーションをとっています。つまり元々は、強いコミュニケーション力が備わっているのです。

幼児の頃、ハイハイしては、あちこち触ったり、口に入れたりします。これも実は、コミュニケーションなのです。見るもの聞くもの触れるもの、様々な感覚に対してコミュニケーションを取っているのです。 

そんな状態から何故、コミュニケーションを取らなくなってしまったのか?そこに「怖い」が生まれたからかもしれません。では何故、「怖い」が生まれたのでしょう?

観察すると、こんな例があります。 

まずあなたの親が、コミュニケーションが苦手だと、子どもである自分にさえ話しかけてくれません。人は成長の段階で多くの言葉を聞きます。しかし、身近な親が子どもに話かけられなかったり、他の人と話せなかったりすると、コミュニケーションをとる姿を見たことも聞いたことも体験したことも無いわけですから、行うことは出来ません。経験数が少なければ少ないほど自信を持って行えず、不安で怖くて、苦手になっていきます。 

まずは、それが一つの原因かもしれません。 

そして、こんな経験はありませんか? 

家族の中で、近所のAさんの話題が出ます。両親はこのAさんのことがあまり好きではありません。批判をします、悪口を言います。子どもであるあなたは、それを聞いています。それが、良いとか悪いという判断は出来ません。単にあなたは聞いているだけなのです。 

そしてある日、あなたは近所でAさんと遭遇します。すると 

「うちのお母さんが、Aさんのこと、こう言ってたよ。」 

と、あなたはAさんにコミュニケーションします。当然悪気はなく、聞いたままを話しただけです。しかしAさんは憤慨し、あなたのお母さんに怒ったり、嫌な態度をとったりします。お母さんは驚きます。そして家で話したことを子どものあなたがAさんに話したことを知り、あなたに怒ります。 

「そんなこと、言っちゃダメでしょ!余計なこと、言わないの!」 

怒られたあなたは、心に痛みを生じます。そして、こう思うのです。 

「人と話すのは、怖い。」と。

あなたが誰かとコミュニケーションを取ることで、痛みを味わったり、辛い目に遭うと、「コミュニケーションをとることは得策ではない」と判断するようになります。そしていつの間にか、コミュニケーションを取らなくなり、「苦手」になっていくのです。 

いかがでしょうか?客観的に見れば、笑い話のようなことですが、特に良い悪いが判断出来ない子どもの頃に起こった痛みは、成長しても影響を及ぼすことがあるのです。 

でも、どうでしょう?この社会は、人と人との繋がりで形成されています。家族、職場、地域、サークル、国など、人が集まってつくっています。冷静に判断すれば、コミュニケーションは出来ないより出来た方が、それぞれ上手くいくことは理解できますし、自分がやりたいことも助けてもらえることでしょう。 

そうです、コミュニケーションが苦手でも、それを克服して出来た方が生きやすく、暮らしやすくもなります。多分あなたが苦手意識を持ったのは、この生涯の途中で、コミュニケーションによる痛みや辛さの経験があったからです。それに気が付いたら、まずは笑い飛ばしてしまいましょう!あなたはその頃より、成長し、知識も得ています。わからなければ、調べることも出来ます。あとは、経験していくだけです。数をこなせばこなすほど、上手くなっていきます。熟練されます。もう一度、見直してみてください。そもそも、あなたにはコミュニケーション能力が備わっていたから、無事にここまで生きてこられたのです!

人は、コミュニケーションができればできるほど、活き活きしていきます。逆に、できなくなると沈んでしまいます。 

早速、コミュニケーションのトレーニングをしてみましょう。様々なトレーニング法があります。まずは、何でもやってみることが大事です。それぞれ、得るものが沢山あります。そして学んだことは、直ぐに使ってみましょう。学んだら、即やってみる。それを繰り返すうちに、熟知していきます。 

そしていつの間にか、あなたはコミュニケーションが楽しくて楽しくて仕方なくなっていくことでしょう。それにより、あなたは周りと上手くやっていき、気が付けば人が集まり、自分のやりたいことや望みが、どんどん叶っていくことを体験することでしょう。 

執筆
松尾交子(舞台演出・脚本家/劇団主宰者)

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