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地元に就職を希望するなら是非とも活用したいハローワーク

皆さんはハローワークと聞くとどんなイメージが浮かびますか。多くの方は「失業者が仕事探しに行く所」「新卒者には関係が無い所」といったイメージではないでしょうか。確かに以前は、ハローワークは新卒の学生が行くような所ではなく、仮に利用していると周囲からは就職が決まらない者として見られるなど、新卒者には利用しにくい場所でした。

しかし、特にリーマンショック後の就職氷河期頃からは、国も新卒者の就職支援に力を入れ、各ハローワークには新卒者専門の相談員を配置したり、新卒者専門の「新卒応援ハローワーク」を開設するなど、利用しやすい存在になってきました。今回は私のハローワーク経験をもとに、特に地元で就職を考えている皆さんのための「上手なハローワークの活用」についてご紹介します。

ハローワークの学生専門相談員ってどんな人たちなの?

ハローワークの職員は公務員だから堅い人ばかりで相談しにくいと思っているかもしれませんね。でも、実は新卒者専門の相談員に「学卒ジョブサポーター」という人がいます。この人たちには色々な経歴の人がいて、まさに企業で人事や採用を担当してきた人をはじめ管理職として現場で求人を出したり採用も担当してきた人などの他、企業の社長を経験した人や大学で就職支援に従事してきた人など多彩な人がいます。ですから、マニュアル的な支援ではなく実際の企業目線から生きたアドバイスをしてくれるのが強みです。

ハローワークを利用するとどんなメリットがあるの?

1. あなたのためにじっくり時間をかけてくれます

就職活動で皆さんがまず利用するところは、学校のキャリアセンターなどの就職支援窓口ですね。ところが、活動も盛んになってくると、窓口利用者が増え、予約制ともなるとなかなか相談したいときにじっくり相談に乗ってもらえないことも多いですね。その点、ハローワークは、飛び込みでもあなたのためにじっくり時間をかけて話を聞いてくれます。また、事前予約も可能ですので、計画的な活動もできます。私の経験では1週間毎日相談に来られた人もありました。

2. 相談員は地元企業の幅広い情報をもっています

学卒ジョブサポーターは新卒者専用の求人も受け付けていますが、その際には労働条件はもとより、その企業の特長や求める人材像などといった企業側の本音や採用への熱意なども話し合ったりします。また、時には直接企業に出向くこともありますので、現場の状況や雰囲気といった求人情報だけでは得られない情報ももっています。

3. 就職活動に関することは何でも相談に乗ってくれます

困った時はどんどん相談しましょう。地元企業での就職活動の進め方や自分はどんな仕事を目指したら良いのかといった悩みをはじめ、履歴書が上手く書けない、面接で何を聞かれるのか心配だといったことなど何でも相談できます。もちろん学校の就職窓口や先生にも相談できますが、ハローワークはあなたが納得できるまで時間をかけてくれます。

経営者や採用担当者の本音「こんな人物を採用したい」

地方の企業などは大手企業のように採用基準を高く設定することは難しいです。ハローワークの窓口や地元企業の合同説明会などで経営者や担当者に「採用したい学生をひとことで言うとどんな人ですか?」と本音を聞くと、答えはひとこと「明るく元気で、やる気のある人」というのがほとんどです。もちろん、職務上必要な資格や専門知識が条件となる場合はありますが、最終的にひとことで表すとそのような人材像がほとんどです。

そこで、皆さんへのアドバイスです。単純明快な「明るく元気でやる気のある人」を企業はどんな点から見ているのでしょう。まず、明るく元気な人は、面接冒頭の第一印象です。日頃のあなたが多少物静かなタイプであっても、面接の時、特に冒頭のあいさつや自己紹介で明るく元気な自分を表現できると、あなたは明るく元気な人になれるのです。次に、「やる気」はズバリ志望理由です。なぜこの仕事がしたいのか、なぜ他社ではなくこの会社で働きたいのかを、マニュアル的ではなく自分の言葉で、体験を交え、熱く語ることです。

自信をもって

就職活動は「大変」です。自分の価値観や長所、短所などを整理し、自分がどんな人間なのかを考えさせられる機会でもあります。ときには企業が求める人材像に自分の足りない点を変えていかなければならないこともあります。だから大変なのです。でも、大変とは「大きく変わる」ことでもあります。就職活動という機会は「自分を大きく変える」チャンスでもあるのです。やるべきことをやってこそ自信も生まれてきます。不安や心配は学校やハローワークに相談して、自分を信じて就職活動に臨んでください。

執筆
五十川 将史(社会保険労務士)

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