あなたの内定企業は大丈夫?今や全ての会社で大切な「会社のリスク」のこと

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皆さんは,就業にあたって自分にはリスクはおこらないと考えていませんか?しかし、事故後「そのようなことは知らなかった」、「想定外の事が起こった」等の言い訳が常套手段になっています。

安全衛生リスクはリーダーシップがとられていない背景があるのです。労働災害を防止するためには、企業のトップが労働災害を自らの責任として認識し、率先してこれに取組み、企業の組織全体の安全衛生管理活動を推進することが不可欠の要件である。

リスク予防は、「誰も仕事に就くことによって、死傷し、疾病にかかってはならない」という強い思いから生じたものです。数値表示できるものに絞った予防管理する。そのためには安全衛生管理者の任命掲示や安全衛生委員会開催(1回/月)が必要あった。任命された安全衛生管理者がそれらのことを推進していくことそして、習慣化していくことが最も重要である。

労働災害予防は、危険な因子要因を顕在化させないことである。

災害予防のツールで一番効果があるのは、ヒヤリ・ハットメモの横展開である。300の災害ポテンシャルがあると、29の創傷、軽い打撲(軽傷)が起こり、その結果重大災害(重症)が1つ起こるといわれているのである。その300を水面下で知らせ、早期に取り組む安全衛生活動である。

労働災害はある日突然に発生するものでなく、それに先立って不安全な状態や不安全な行動などの災害の発生する要因が潜在する。その要因を職場から排除すれば、災害は防げる。

労働災害リスクは、人と物との接触によって生じるものである。よってこの法則を理解し、発生させないためにヒヤリ・ハットメモが重要なキーポイントである。

予防は定期的に髪を切る行為と一緒である。

  1. ヒヤリ・ハットメモ
  2. 作業手順書と一人KY自問シート
  3. メンタルヘルスチェックシート(健康自己チェック表)

横展開することである。災害が起きてから、大変だ、対策だ、従業員教育の徹底だ、と叫んでも後追いの対策は、費用もかかるし、空しいものである。

製造業等の予防管理では、危険有害業務を原材料の密閉化し、作業ロボット化し、そしてAI(人工知能)汎用機として、進展していくことが想定される。しかし、そこには人間の手で、点検、調整、コミュニケーションするという省略不能な作業が残るのだ。そこに過去のトレンド伝承と知見を継承すべきである。如何に、これらの3つの具体策を啓発していくことが、企業への喫緊の責務である。

 

<執筆>
伊東賢一
(職長/安全衛生責任者トレーナー/作業環境測定士/二級土木施工管理技士)

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